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バカな日はアイスクリームを買う

タイトルの通りだ。

私は強めに酔っている日や眠すぎて意識が正常でない日に、アイスクリームを買ってしまう。それも高いやつ。



とりあえず今左手にぶら下げている二つのアイスクリームについて訳を説明しよう。




今朝は仕事で6時起きだった。正確に言うと4時半に一度目が覚め、「これはまた寝るとヤバいやつだ」という本脳のお声により4時半起床となった。



8時より恵比寿で職務を開始、2度の休憩を挟み20時半にそれを終えた。



上司は私と、それから私と同じくらい童顔の同僚に向かって言う。

「飲むから駅近の居酒屋適当に見繕って先入っとけ」




眠いと脚に来るタイプの私は、「成長痛に似た脚の痛み」及び「無理して行く必要があるのかという気持ち」を抱え、泣く泣く駅へ向かう。


ガーデンプレイスと駅をつなぐ"歩く歩道"で仮眠を取ったら、飲み屋に詳しい童顔の同僚にただひたすらついて行った。


普段はおしゃべりが止まない私達。無言で乾杯をした。通算20回はしているであろう彼女との乾杯だが、こんなことは初めてだ。どちらも一言も発さない。しかし、「何故こんなことをしているのだろう」という気持ちであることは間違いなく通じ合っていた。


まずい。ビールが美味しくない。これは完全に疲れている日だ。


落ちようとする瞼をこらえるあまり白目になりかけたところで、上司がやってきた。

そこから2時間の記憶はない。





気が付いたら2駅乗り過ごしていた。


私の住むところには最寄り駅が複数あるのだが、普段あまり降りないほうの駅へ引き返した。


この駅で降りると一つ問題がある。家までの道中にデイリーヤマザキがあるのだ。

ここの品揃えはやばすぎる。スプレーチョコのついた安っぽいオリジナルドーナツ、サーティワンのカップアイスなどといった私の大好物が大量に陳列されている。





今、左手の袋の中身を確認したところ、ポッピングシャワー(300円くらい)と、なんか期間限定のやつ(200円くらい)が入っていた。



「はぁ。500円。」



思わず声に出してしまった私の横を、背の低い同士のカップルが全く気にしない様子で追い越して行く。



家に着きポストを開けると、前回のバカな日に酔って注文した「星の王子さま」がアメリカから届いていた。アイスクリーム何個分?