尿意100%

もう、ごめんなさい。ほんと申し訳ない。下品な話ばっかりで。お察しの通り尿について書くよ。




ここ数年トイレが近い。
トイレが近いという言葉はトイレへ行く頻度が高いこと、いわゆる頻尿を表すが、それは少し違うと思う。だって私の症状の方が確実に"トイレが近い"にピッタリだから。


みなさんが、「あ、トイレしたい」と感じるのは、尿意何%くらいの段階だろうか。


私は、100%なのだ。


どういう事かというと、つまりは「あ、トイレしたい」と思った瞬間が決壊の瞬間なのだ。
厳密にいうとトイレへ駆け込む数秒がある訳だから99%くらいなのかもしれないが、あの「ギュンッ!!!」って感覚はやっぱり100%で、大人としての意地とか尊厳を持ち合わせることにより決壊というボーダーラインを守り抜いているんだと思う。


ちなみに今、隣に居る弟に質問してみたら「82%」という明確な答えを頂いた。
健康な成人男子といった数字だな。50分くらいは我慢できそうだ。




そんな訳で尿意100%っ娘なので、様々な弊害が出てくる。


家ならまだしも、外でこれが発動するとヤバい。なので外出先ではトイレを見かける度に寄り、そもそも"尿意を感じる"という状態になるのを防ぐ。

仕事柄出張や帰省を頻繁にするので、年間20回は飛行機に乗る。飛行機では、毎回毎回毎回事前に席を指定するのだが、漏れ無く漏れ無く漏れ無く通路側を選ぶ。尿だけに。


問題は、映画館だ。
映画館のあの雰囲気はとても好きなのだが、下手に真ん中の席なんか選んだ日にはこの世の終わりだ。しかし1,800円も払ってナナメのカクドから映画を観るのも腑に落ちない。よって、必然と映画館へはあまり行かなくなった。


悲しい。悲しすぎる。


「尿意 急」「尿意 100%」「尿 漏れそう」などでググり倒すと、どうやら過活動膀胱という病気かもしれないことが判明した。めっちゃいいなあ、病名。過活動な膀胱。活動が過ぎる膀胱。言い得て妙だしわんぱく感もあってよい。好きだ。

よーし、週明け病院行くぞ〜。