私たちは田中圭の足の臭いを嗅ぎたい
最初に言っておくがこの記事は「田中圭の足の臭いを嗅ぎたい」という事しか書かれていない。
故に時間が貴重な人は読まない、もしくは排便時に読む、もしくは読まないように。
友人と、田中圭はいいよね、という話になった。
タラレバ娘で彼が演じた不倫男は非常に良かった。素朴で愛らしくて憎めなくて、あのキャスティングは本当にスタンディングオベーションものである。その頃から、私と友人の間でブームが止まない田中圭。
友人は神妙な面持ちを携えて言う。
「田中圭のさ………………足の臭い、嗅ぎたいよね。」
…………………いや、うん、わかるな。解ってしまうな。確実にイケメンなのに、気取らない雰囲気のせいか妙に親近感がある。もし田中圭と付き合ったら、という妄想が違和感なく出来てしまう。足の臭いもなんだか想像が付く。多分殆ど臭わない。
自分の中で落とし込むのに少し時間はかかったものの、「とてもよくわかる。」と返事をした。
友人は続けて言い放つ。
「ワキの臭いも嗅ぎたい。」
いや、ワキって………………わかるわ。ワキ、嗅ぎたいわ。こちらは多分ほんのり汗ばんでいて、湿度を感じる香りがしそうである。
足やらワキやらを嗅ぎたいなんて思う芸能人、間違い無く田中圭ひとりだ。いや、全哺乳類のオスを合わせても、田中圭ひとりだ。唯一無二。
「そして恥ずかしがる顔を見たい。毎日見たい。」
っ………わかるっ…!坂口健太郎や西島秀俊のことだって愛しているけれど、足の臭いワキの臭いを嗅いでそれに照れる顔を見たいなんて感情が湧くのは、田中圭、君だけだ!結婚してくれ!不倫でも可!
友人は止まらない。
「ていうか、良いなと思う人みんな結婚してるんだよね、最近。ほら、前に話したYさんとか、Sさんとか、田中圭とか。」
口に含んでいたマンゴージュースを噴き出しかける。待て待て、君もう田中圭がリアルの範疇になってしまっているじゃないか。やばいぞ田中圭。少し下界への"馴染み力"を抑えてほしい。このままでは私の友人が帰ってこられなくなる。
罪な男だ、田中圭。